イタリア車・フランス車のメンテナンスファクトリー、レッドポイントへようこそ。

工場通信

エンジンストールからの緊急引き取りの155TS 原因は?

連休が明けましたね~!
良い休みを過ごせましたか?
私は家族とも過ごしつつ、隙間の時間を作って愛車の復活作業を開始しました。
IMG_4285 IMG_4292
フレーム降ろして、アンダーボディのレストアです。
結構大変でしたが、まあ何とかなりました。

そんな連休間の営業日にSOSがあり、引き取って来た155です。
「エンジンが突然止まっちゃった。。。」
って事でしたので、調査を開始すると。

どうもエンジンの圧縮状態が正常では無さそうな音がします。
リフトアップし、目に飛び込んだのがココ。
IMG_4258
補記類を回すベルトの形状がおかしいです。
IMG_4255 (1)
クランクプーリを外してみると。
IMG_4260
「どひゃひゃひゃ~」な事に。。。
IMG_4263
残骸ベルトを外すのは簡単でした。

幸い、タイミングベルトに巻き込み、タイミングベルト切れまでは行っていません。
と、言うことは圧縮抜けの原因は、タイミングのズレ?っと思い、基本チェックを行う事に。

まず、ピストントップを検出し。
IMG_4267

SSTのカムホルダーをセットすると。
IMG_4269 IMG_4272
インテークも、エキゾーストもピストンよりも先に回っています。
悪い予感がしてきました。

とりあえず、正規の位置に戻します。
IMG_4275

エンジン始動の前に、ドキドキしながらコンプレッションロスを測定します。
IMG_4280
「うげっ!ロス88%!」
ほぼ抜けています。
(ちなみに、判断基準として20%以下を正常としています)
つまり、バルブ曲がりが起きているという事になります。

先日のパンダに引き続き、お客様との打ち合わせとなります。