[PHOTOレビュー] 9.リアブレーキ Alfaromeo156完全リファイン計画
リアキャリパーピストンを戻そうとしても、固着して戻りません。 キャリパーを分解。オーバーホールを行います。 スムーズな動きを取り戻す為に、シール、ブーツ類の交換は必須です。 キャリパー本体に堆積したブレーキダストも、メタルブラシで磨き上げます。 長年の仕事を果たして、ぼろぼろな状態ですね。 見事にリフレッシュを果たしました。動きもスムーズです。 ブラケット本体の汚れはもちろん、フローティング部分の動きも悪くなっています。 フローティングピンもグリスが切れていますね。 各部グリスアップを行います。通常のメンテナンスであれば。これだけでも動きが違います。 サイドブレーキワイヤーは156の弱点の一つでもあります。 外から見てもブーツが劣化しているのがわかりますね。 バラバラになったブーツです。 キャリパー側。ここから水が浸入し、劣化、最悪ワイヤーが切れます。 ワイヤーを吊り下げるラバーも今にも切れそうです。 新品のワイヤーは安心感がありますね。 摺動部はきちんとグリスアップ。錆びて動きが悪くなるのを防止します。