イタリア車・フランス車のメンテナンスファクトリー、レッドポイントへようこそ。

トピックス

106&Saxo クラッチ交換時にはここを要チェック!ですね。

2014/04/24

106やSAXOのクラッチ交換作業は、走行距離が増えれば避けては通れない内容です。
作業を行う中では、注意すべき点が多いのも事実。
今回の作業の中で見つかった不具合点をご紹介しましょう。

CIMG8229 CIMG8228
クラッチ廻りの整備は当然、トランスミッションを取り外した状態で行います。
CIMG8231
クラッチ機構と、フライホイールを取り外すと「クランクシャフトシール」が見えてきます。
黒色のシールが付いていますので、過去に一度交換されています。
若干のオイル漏れを確認していますので今回も、交換します。

CIMG8234
ずらりと並べているのは、フライホイールを固定する為のボルト達です。
このボルトがたまに曲者なんですよ。
CIMG8238 CIMG8237
新旧を比較すると、ボルト中央部が0.5mm程やせています。
再使用し、規定トルクをかけると...ちょっと怖いですね。
数百円のボルトですから気持ちよく新調しましょう。

CIMG8239 CIMG8245
パーツたるもの、使えば汚れます。
オイル漏れがあればそこにたくさんの汚れが吸着し、真っ黒になります。
いつものことですが、ズバっと高圧洗浄器で綺麗にします。
綺麗でないと、次に組むのもなんかイヤですよね。
洗うことで、見えてくる不具合もありますから、防水の養生を行いガシガシ洗います。

CIMG8248 CIMG8247
大抵の場合、ここがダメです。
シフトレバーから繋がるレバーです。
連結ピンは疲労から痩せを生じ、ガタが出ます。
シフトレバーを室内で操作し、横方向の動きに遊びを感じる場合、ここが問題である場合が多いです。
シールからのオイル漏れが起き易い場所ですから、シールも交換しましょう。

CIMG8249 CIMG8250
数点の部品交換を行います。
クラッチハウジング内部は、組み付けを終えた後は、潤滑の出来ない場所です。
各部へ塗布するグリスは、用途に合わせて3種類のグリスを使い分け、組付けを行います。
長期的に潤滑が可能なグリスは、意外に少なく、常に最良な物を吟味しています。

これでこの先、安心して乗っていただく事が出来ます。
軽量フライホイールの組付けも行っていますが、それについては次の投稿でご紹介します。