油圧プレスの買い換えから約1年経過
使い勝手の向上を実現すべく治具の製作


夏期休暇明けの頃の時間に余裕の有った際に、社内で使用する工具の一部を製作しました。
旋盤加工で、アルミ材を削ります。

何に使うかと言いますと。
油圧プレスの押し込み部です。思い返すと、昨年の10月頃に油圧プレスを新調しました。ナガサキジャッキ製の15トンプレスを導入したのですが、これが使ってみるとなかなか使い辛い部分が多くて気になっていました。

パワーと安定感は素晴らしいのですが、操作レバーと、作用点の距離感が遠い事や押し込み部がやたらと長い事が気になります。
コチラの部品が作用点にあたる、部品を押し込む部分です。自分たちの使い方には、長さも先端形状もイマイチ合っていませんでした。

この部分を造り替えてしまおうと、思いつきまして。製作しました。先程の部品の代わりに、薄いアルミ台座を作り短距離で押し込みが可能になる様に改造です。

その他にも、他の用途に合わせて色々と形状を作りました。

メーカーさんには失礼な話ですが、勝手にこんな物を作って使い勝手を上げています。
スムーズな使用感を実現する、社内製作物のお話しでした。
Written by Hashimoto

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