FIAT PANDA2 4X4 クラッチ整備進行中

連日のクラッチ交換作業はぐんぐん進行中です。
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パンダ4X4はクラッチレリーズベアリングが異常な音を発した為、自走入庫では無く
レッカー搬送入庫となりました。
ペダルを踏まなくてもキャラキャラ 踏むとガリガリゴロゴロと今にも何かが壊れそうな
異音を放っていました。

原因はコイツです。
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小さなレリーズベアリングです。
パンダ4駆は、ペダルに備わるアシストスプリングの影響で、レリーズベアリングが常時回転する
構造なのです。
それ故に、ベアリングの劣化が早いのです。

ベアリング以外にも、マウントが非常に悪くなっていました。
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パット見ではあまり酷さが分からないのです。
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手で力を加えると。
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なんじゃこりゃ!ですよね。
内部がちぎれてはみ出てきます。
ここまで悪くなっていると、交換後の体感度もかなりのものです。

クラッチも軽くなり、軽快に走行できるようになりました。
ちなみにミッション降ろし作業はまだまだ続きます。
一体いつからこの流れになったのでしょう。

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