TWINGO3 3気筒用 レデューサ開発中!

リヤにエンジンを搭載し、後輪を駆動するRRを採用している現行TWINGO3を一層楽しく
乗る為のパーツ開発を始めました。

RR方式と聞くだけでワクワクしますよね。

そもそも使い勝手の良さがウリのTWINGOに、個性的な駆動方式を組み合せて
いるという、楽しい事間違いなしなこの1台に、これからの期待も高まるところです。

今回は、新車の納車整備の流れで、レデューサの取り付けご依頼も頂きました。
更には、点火系統のチューンナップも行います。

まずは、レデューサに着手!
RIMG3454
あれこれ考えながらの作業なので、装着後の写真です。

ターボ車なので、ブースト以前の使用域用の強制吸引ラインと、ブースト作動時の
自然排出ラインと2系統のブローバイ排出口が備わります。

とは言っても小排気量エンジンのターボは、アクセルを踏むと同時くらいにすぐさま作動する為
メインの排出は、自然排出が主に使用される事になる事が想像できます。

なので、今回は強制吸引ラインは封鎖し、自然排出ラインにクワッドリードを装着しました。

おそらくこの経路でブローバイガスを排出した方が、エンジン負荷低減には効果があるでしょう。

強制排出ラインには、インテークマニホールド圧がかかるため、負圧・正圧どちらも
発生します。
ブースト時=正圧ですから、その際はバルブが閉じ、ブローバイ排出を停止する様に
なっています。
その負圧のみを、レデューサ通過後のケース内に引き込みました。
もちろんライン内にもワンウェイバルブを組みつけているので、危険な事にはなりません。
RIMG3457 RIMG3456

まだ試運転を出来ていない車輌ですので、どうなったのかが楽しみです。

このまま上手く行けば、キット化も検討中です。お楽しみに!

関連記事