106S16 各部の高齢化を一斉リファイン


コアな106ユーザーに向けた、経年劣化と真っ向から向き合う打開策を遂行

ベテラン106ユーザーのお車を、12か月点検としてお預かりをさせて頂いています。
定期的なメンテナンスを行っている車両ですが、点検を行うことで見えてくる各部の劣化は気になるものです。
今回は、お客様には自覚の無かったヘッドライトのリファインについて、お預かりの際に行う受け入れの会話内でご案内をさせて頂きました。

106のヘッドライトは、この時代らしくリフレクタ式。
なおかつ、レンズ表面で光軸を構成する構造です。

この後から、レンズ表面はクリヤーとなり、内部のメッキ反射板で光軸を構成する事が多くなりました。
レンズ表面で光軸を構成する場合、表面のクリヤー度が低下してもその劣化に気付きにくいものです。
今回は、上図の左側の方が表面のクリヤー度が低下しています。

右側の方が、透明度が高く感じます。

ヘッドライトは、クリヤーコートの補修を行う事で透明度を取り戻します。
その後、プロテクションフィルムを施工する事で形成した透明被膜を長期的に維持する事が可能になります。
とは言え、それらの作業は私どもで行うのではなく、専門の職人に依頼をします。
取り外したライトを、職人に委ねます。

その流れで、リヤセクションの作業を進めます。

これまで、気になっていた案件が複数存在する 106のリヤ・クロスメンバー を今回は思い切った方法でリファインします。
そのために一斉分解を開始しています。

乗れば乗る程、深味の増す106は手を入れるたびに愛着の湧く車だと思っています。
「これ以外の選択肢が無い」106に限った話ではありませんが、106ユーザーの多くが思う事であると存じています。
Written by Hashimoto