ジュリエッタ・色々と危険が満載でした

初めてのお預かり~作業のご依頼を頂いた、ジュリエッタ1750タイミングベルトの交換を軸に、各部のメンテナンスをスタートしました。
ベルト交換に際して、分解を進める段階で見つかったのが劣化進行箇所です。
エンジンマウントの裏側あたりに、クーラント漏れによる結晶が見つかりました。



↑原因は、これですね~。
クーラントのタンク・接合面からのリークです。
ジワっと漏れ出たのでしょうね。イタフラ車あるある案件です。
ベルト交換の際は、サーモスタット側も一部分解を行います。
その際に視界に入ったのが、ホースの接続部です。
何となく怪しい空気が漂っていました。

締め切りのバンドが付いているという事は、新車から未交換。
同じくサーモスタット。
細いウォーターホースを抜こうとしたら、いとも簡単に「ポキ..」樹脂劣化ですね。

走行中の出来事であっても何らおかしくない事態です。
水が漏れて走行不能になるところでした。
交換しましょう。

新品のサーモ、同じ部品が備わるのでリスクはありますが、やむを得ないです。
試しに外して、金属に変更できると良いなと思いました。
この類の樹脂部品は、接着されている事が多いので迂闊に緩めると、新品を壊すリスクがあります。
なので、今回は現状維持。この際、金属への変更も考えます。

SSTをセットするのは、カムシャフトのエンドです。
この為に、サーモスタット回りを一部分解する必要がある、という意味です。

純正のSST、カムタイミング微調整用の追加工を施しています。

ウォータポンプは新旧で、樹脂製インペラの色が異なります。
基本の形状は2000年前後の156時代と同じです。微妙に異なるので、流用はできませんが同じような部品を使い続ける点にフィアット系の意地を感じます。


劣化箇所が複数見つかり、ある意味丁度良い機会でした。
改善必要な所を手直しし、組付け復旧を進めます。
Written by Hashimoto

