欧州車アルアル
パワーウィンドのトラブル


オーナーの愛情がふんだんに注がれたグランデプント アバルト。
助手席側のパワーウィンドウがご機嫌斜めの様子です。
スイッチを操作しても窓が正常に動かず、分かるのは動こうとはしているワイヤーが絡まる不協和音のみ。
中途半端に開いたところで作動を停止した模様です。
これではドライブ中の不意の悪天候を凌げません。

ウィンドレギュレータが悪いのは周知ですので、トリムを分解し修理を進めます。

原因を調べたところ、ウィンドウレギュレーターの不具合が判明。

パワーウィンドウは、モーターだけで動いているわけではありません。
ガラスを支え、上下に動かすレギュレーターという機構との調和が取れ成立する仕組みです。
今回はモータの作動は正常。問題が起きたのは、レギュレタ機構です。
リールに巻かれたワイヤーが絡まっているのが確認できます。

お客様より伺っていた別の案件もこの際に点検を行います。
助手席側のパワーウィンドは「不定期に動きが悪くなる事が有る」という内容。

その手の症状は、電源系統に問題が起きている事が多いです。
怪しいのは、ドアに繋がるワイヤハーネス。
集中コネクタの接点・開閉部分の蛇腹に収まるワイヤハーネスの状態。
各部をチェックするも、コネクタは正常・配線硬化も起きておらず、至ってコンディションは良好です。
しかもタイミングが悪く、点検時は何も不具合が起きないという状況です。

これも車のトラブルあるあるですね。
ひとまず、接点の清掃を行い組み付け復旧ですね。
Written by Hashimoto