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工場通信

マセラティ スパイダー 跳馬の顔を強調する作業にテンション アガリます

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ちょとウチでは珍しい作業をご紹介。只今お預かり中のマセラティスパイダをアドレナリンダラダラ放出する作業を施工です。そもそも現代のマセラティにはイタリアンサラブレット フェラーリ製のパワーユニットが搭載されているのはご存知の通り。でもですね、デチューンされているんです。いろんな所が。
跳馬よりも多くの人、そして様々な方が乗るのがマセラティ。そうなると運転技量の問題や危険な運転の防止、色々と考えなくてはならないからです。個人的にはツインターボ時代のマセラティも好みですが、やはり跳馬のフィーリングはヤバイです。スタータを回す音からすでにカッコいいのです。

デチューンポイントの中でも度合いの大きい箇所が、トップ画像のエキソーズト・フロントパイプです。見てください。めちゃんこペタンコに潰してあるでしょ。官能的なフィーリングをこうやって抑えていくのです。(こうなっていても全然素晴らしいのですよ)

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あの~。。コブラですか?って思うくらいに華麗に潰しています。排気の流れを悪くする事で、エンジンの鋭さにブレーキをかけているのです。

横浜のミラコラーレさんオリジナルのフロントパイプに変更し、覚醒させていく。という事です。
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見た目にも美しいフロントパイプの装着です。
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V型エンジンならではな、美しいパイプワーク。
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雄たけびと、鋭さ、両方が手に入ります。

作業途中に、マイナー作業の追加も行っています。
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以前から遮熱板のステーが折れていたのが気になっていました。
マフラーなどなどを外さなくてh修理が出来ない箇所でしたので、この機会に修理します。
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マフラパイプの上、トランスミッションに固定されています。

パワステラックの真下をマフラーが通りますので、そこの熱害を防止するためのプレートに張り合わせたヒートシンクマットがボロボロに剥がれていましたのでそこも手直しを行いました。
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さて、どんな感じのエンジンフィーリングになるのか。たのしみです。
まずは、作業前の動画から。

十分なのですよ、これでも。

そして交換後。

交換前と同じようなアクセル操作にもかかわらず、回転の上がる勢いが猛烈に変化しました。

これは凄いです。排気音への変化は全体的に静かになった様に感じます。雑実が無く、余分な音が消えたと言った方が正しいです。
逆に吸気音がめちゃくちゃ元気になりました。排気効率が上がれば、吸気効率も上がります。

吼えるマセラティの出来上がりです。

Written by Hashimoto