猛暑の夏は車内環境もメンテナンス

今年の夏も猛暑や酷暑という言葉が連日聞かれるほど厳しい暑さが続いています。

外気温が36℃を超えるような状況では当然ながら車内も非常に高温となり、そんな過酷な環境で車内うぃ快適に保つ為に欠かせないのがカーエアコンですよね。

夏は冷房、冬は暖房と一年を通じて働くカーエアコン。

快適な車内環境を維持するためにもメンテナンスしていきます。

まずは作業を始める前に現在のにクーラーの冷え具合のチェックします。

エアコン吹き出し口に温度計をセットし冷風の温度を測定。内気循環で風量全開時の冷風の温度を測定します。

施工前の吹き出し温度は16.4℃。

この日の外気温℃は36℃を超えてよりかなりの暑さの中ではそこそこの冷え具合といった感じです。

エアコンメンテナンス機器を接続しエアコンメンテを開始。

今回行う車両はアバルト595でも後期モデルとなりエアコンガスは従来のR-134aではなく、次世代冷媒のR-1234yfが使用されています。

R-1234yf専用のエアコンメンテナンス機器が必要となるため、対応した機器を使用して作業を行います。

ますはエアコンガスの回収。

回収量は303gとこちらの車輛の規定量は400gですので97g足りない状態です。ですが新車時からの経過年数を考えると異常な減り方ではないと判断します。エアコンメンテナンス機器を利用すればガスの回収から充填まですべて自動で行ってくれるのですが、回収ガス量の確認を行い施工車両のガス漏れ具合の点検の為、必ず回収のみから作業を行い回収ガス量とオイル量の確認を行ってから作業を進めています。

正確に規定量の400gを充填、回収時にガスと共に出てきてしまうエアコンコンプレッサーオイルの充填も行っています。

ガス量が適正になると冷え具合は風量全開時でも8.5℃と施工前と比べ8℃ほど低くなり、かなり良い結果を得ることが出来ました。

 

冷え具合が改善されたところで引き続きのメンテナンスとして車内の環境整備、エバポレーターの洗浄&除菌洗浄も行います。

エバポレーターとは、エアコンの冷たい風を作る部品です。

ここを車内の空気が通ることで、空気が冷やされて冷たい冷気が生まれ車内が冷やされる仕組みとなります。エアコンから嫌な臭いが出る原因は冷やされたエバポレーターの表面に結露して水分が付き、そこにホコリや汚れが付着すると、カビや雑菌が繁殖し、エアコンを付けたときの嫌な臭いへと繋がります。

そんなエバポレーターを直接洗浄&除菌消臭剤を噴霧し洗浄してあげようというのが、今回の作業となります。

今回の車両のエバポレーターはエアコンフィルターのすぐ奥にある為まずはエアコンフィルターを取り外し、噴霧器を入れ洗浄液を噴霧していきます。

今回使用する噴霧器にはカメラが付いており、目視では確認しづらいエバポレーターの様子を映像で確認する事も出来ます、目で見える汚れはない模様、ですが今回の作業は目に見えない汚れや菌も落とすための作業ですので、洗浄液を噴霧しキレイに洗浄していきます。

洗浄直後の車内にはアルコール系の香りが広がり、洗浄・除菌を行ったことを実感できます。

エバポレーターがキレイになったらエアコンフィルターの交換を行い組み付けを行えば車内環境整備の完了です。

 

暑い夏を快適に乗り切るためにも、エアコンの効きが悪くなったと感じたときだけでなく、定期的なエアコンメンテナンスをおすすめします。

今年の夏も、しっかり冷える快適な車内でドライブを楽しみましょう!