色々あるものです
モータースポーツ専用機トラブル事例


仕様の用途が、モータースポーツに限定したハードユースなクリオ2RSです。
乗車定員は1名 快適装備のエアコン・ヒーターは無しの男気溢れる1台です。

この様な仕様の車の場合、トラブルの起きる箇所は通常とは異なるもの。
点検を行う中で気になったのは、意外な部分に潜んでいました。
小型軽量のバッテリ、その奥側に目を向けると。。

アルミダイキャストパーツにクラックらしき、異変が起きているのに気づきます。

拡大すると、破断面も見えてきました。

この部分は、ミッションマウントが固定される大切なブラケットを担います。
ミッションマウントはズタボロに変化を遂げていました。
完全に分離していますね。


ブラケットにはマウントの削れカスが溜まっています。

ダイキャストパーツを外すと、分離した欠片が出てきました。

割れが進むと、強度低下に繋がり、破断箇所が増えてきます。
クリオ2の場合は、エンジンを支える箇所が複数あり、ミッションのアッパーが破断しても、その下にも支えが在るため、即刻のトラブルにはつながりません。
これが、通常の車の場合は即刻ミッションが落ち、ドライブシャフトが破断する案件に繋がります。
車の構造に救われたとも言えますね。

溶接修理で、切り抜けていきたいと思います。
Written by Hashimoto