エンジン警告点検からの
まったく別のトラブルを発見

アルファロメオ・ジュリエッタがエンジンチェックランプ点灯のため入庫しました。
各部の点検を進める中で、エンジン冷却水の漏れを確認。
漏れ箇所を特定したところ、原因はラジエター本体からの冷却水漏れでした。
冷却系統の機能維持に支障をきたすため、車両を緊急入庫扱いとし、ラジエター交換を実施することに。
交換作業にあたり、まずはフロント周辺部品の分解を行います。
フロントバンパー、インタークーラー、コンデンサー、クーリングファンなどを取り外し、ラジエター本体を取り外せる状態にします。

ジュリエッタのラジエタ交換に際して、クーリングファンはラジエタに装着された状態のまま、取り外します。

どこからの漏れか、特定はできていませんがおそらくコア通路か、タンクとのつなぎ目であると想定しています。
ラジエタ表面積の2/3位は、赤色のクーラントに染められていました。
結構な量の漏れです。このままの走行を続けていれば、間違いなく冷却水量が不足し、その結果2次被害が発生していたに違いありません。

取り外したラジエターから必要部品を移植し、新しいラジエターへ組み換えを実施。
今回のように、当初の入庫目的とは別の不具合が点検中に発見されるケースもあります。
症状の確認だけでなく、関連する各部を含めた総合的な点検が重要となります。

隣にはエンジンが降りただけの状態が続く車両が、再開を待っています。
いよいよ11月。年末モードに突入です。
慌ただしい状況が続きますが、ひとつひとつ、進めています。
Written by Hashimoto

