アバルト2号機 1号機DNAの移植
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以前より、メンテナンスをお任せ頂いているお客様のアバルト。
不運の事故に見舞われ、新たなマシンへと乗り換えをされました。
1号機に詰め込んだアップグレードアイテムを、2号機へと引き継ぐ作業を行います。
タイミングベルトの交換作業も同時進行です。
タイミングベルトのみであれば、バンパー&ヘッドライトを取り外す必要は無いのですが、後に移植する部品の事を考慮するとこの状態からのスタートが正解です。

タイミングベルトに生じたヒビ割れは、非常に細かく、浅い状態のヒビが無数でした。
グリーンラベルのベルトでしたが、思いのほかヒビの量は多めに感じます。

ベルト交換に際して、背セットするSSTはピストンの位置を確認する意味で使用します。
ロッドに設けられた切り込みの位置関係で、ピストンの中立を検出します。

312A3のエンジンですが、同じエンジンの型式であってもヘッドガスケットの厚みには種類が有ります。
その厚みにより、中立状態での切り込みの見え方が変わってきます。

タービンにより、ガスケットの厚みに差があるのですね。
ギャレットタービンの場合、圧縮比を下げる意味でガスケットは分厚い物が使用されています。


ポンプフランジの清掃を行い、組み替え。
ベルト及びテンショナの交換を行い、各部の組付けを進めます。
Written by Hashimoto













