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工場通信

エアクリーナの有無による空燃費の違いについて

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ステージ3メンテナンスを行ったフィアット500Cツインエアーです。メンテナンス完了後のレポート採取時に興味深いデータを残せました。ノーマルのエアクリーナを装着している状態と、あえて取り外した状態での排気ガスのデータサンプリングです。
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BOSCH FSAに備わる4ガスデータを採取しています。

純正のクリーナボックスを取り付けた状態と
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取り外した状態をデータ採りしてみました。
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採取データはご覧の様な形で表示されます。
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この中の数値で HC(炭化水素)の値が 59ppm と6ppm 。
不完全燃焼をしている場合に、多く排出される成分ですね。
それと、もうひとつ。O2(酸素)の値が 1.29% と 0.98% 。
エアクリーナ無しの際の排出ガスが HC59ppm O2 1.29% です。
エアクリーナ有りの際の排出ガスが HC 6ppm  O2  0.98%です。

エアクリーナが無しの場合、ダイレクトに大きな吸い口から吸引する為、過呼吸となり酸素量が多くなるのと、エアー流速が落ちるため燃焼状態が正常で無くなっているのがよく分かります。ダイレクトタイプのクリーナを使用する場合、アイドリング状態においてはこれと似たような状況が起きやすいと言えます。
ボックスタイプのフィルタで、インテークの通路を長く設けることで流速を稼ぐことが可能になります。

スパークプラグの点検と、ギャップの点検・調整も行います。
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各種レポートを仕上げて、完成となります。
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良い結果が出ています。
カーボンクリーニング作業は、どんなエンジンでも効果的ですので、定期的な施工をお勧めしています。

Written by Hashimoto