クリオ2RSは基本整備を各種スタートです
CLIO2RS ラニョッティ


エアコンもABSも装着されていないスパルタンな車、クリオ2RSラニョッティです。限定生産されたモデルですね。男気溢れるクルマですよ。
今回は、お車の購入後始めて診させて頂く事になります。以前はプジョー106にお乗りでして、その頃からのお客様です。
ステージ1メンテナンス・ステージ3メンテナンスを始め、危険の潜む箇所に的を絞ってのメンテナンスを行います。

どうしてもそうなるのですが、初見となるお車はエンジンルームと下廻りの汚れが酷く、洗い甲斐のある見た目であります。整備前に各部を美しく洗浄を行います。


既に様々な手の入ったクルマに仕上がっています。現在のオーナー様の思いにそぐわない箇所もありますので、そういった箇所の手直しも行いながらの作業となります。

点火システムに強力なパーツを装着されていますが、今後のことを考えてノーマルに戻す事になりました。

ルノーでは定番の「セルは回るがエンジンが始動しない」というトラブルを防ぐため、クランク角度センサーを交換します。

既に対策を施工済でしたが、当社とは手法が異なる為センサーの交換も行いながら対策を行います。

暑い真夏に暑いクルマで、熱いトラブルに見舞われるといけないので、冷却系統のメンテナンスも施します。
定番のサーモスタットと、クーラントタンクの交換です。


クーラントタンクは、樹脂劣化が十分に進んだ状態でした。樹脂の繋ぎ目から水が噴き出す事が多いので新調します。
取り外したサーモスタットは、劣化が随分と進行していました。交換出来て良かったです。


この後、新しいブルーのクーラントを注入します。
各種作業を進めながら、今週末に納車をする方向で進行中です。

Written by Hashimoto

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