106s16 エアコントラブルの修理


既にクーラーとしてのエアコン機能を使う季節ではありませんが、来年の夏にきちんとエアコンを効かせる為のオフシーズンメンテナンスです。今年の夏場にエアコンが冷風を出さなくなったという事です。ガス量を計量しても効かない程も低下しておらず、マニホールドゲージを繋ぎ点検を始めます。

コンプレッサは作動しているのですが、高圧側の圧力が上がらずな症状。これでは絶対に冷えません。こんな時はお決まりのレシーバとエキパンに疑いが持てます。

106はエキパンの取り外しが比較的容易な為、外して内部を覗いてみる事に。

すると、いきなり答えがあらわになりました。海ブドウみたいなツブツブがぎっしりとエキパン入り口に詰まっています。これが何か?ですよね。今回交換を予定していたもう一つの部品、レシーバ内部の部品である乾燥剤が飛び出て来てエキパンを封鎖した模様です。トラブルの流れとしては、レシーバの詰まり~エキパンの詰まりです。

この状態ではどれだけガスが入っていても冷やす事は不可能です。

該当するエアコン配管を洗浄し、異物を取り除いたうえで各部品を交換します。
原因が明らかになり、一安心です。

Written by Hashimoto

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