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工場通信

アルファロメオ 147/156/GT系 足回りからの異音点検を解析するには?

今日は、足回りから発生する異音についてです。
足回りパーツの経年劣化からガタツキが発生し、それは音となって室内に響いてきます。
感じ取り方は千差万別ですが、異常があるから音が出る、これは間違い有りません。

お客様からその様なご相談を受けた際は、極力原因を見つけ出し、適切な対処を
施したいと思うのです。

異音の修理で難しい車輌は?それはアルファロメオ156や147・GTでしょうか。
足回りの構造が私どもの扱う車輌の中では複雑な部類に入るという事と
リフトアップ状態ではサスペンションがだら~と伸びる為、ガタの発生している箇所もその影を潜めるのです。

今週の入庫車輌で、異音の確認し辛い156JTSをお預かりしています。

試運転では明らかに感じる異音ですが、部品単体をリフト上で確認しようとも顔を覗かせません。

そんな時には、このツールの出番です。
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「febi joint play tester」です。2種類の診断用ツールがセットです。
1つは、リストアップした状態でタイヤ外周にツールをロックし、ブレーキとステアリング機構を車内で固定した状態であらゆる方向へと力を掛ける事の出来る物です。
2つ目は、診断機に車輌を載せた状態でピロボールで連結された2軸を基本に、プレートを作動させ、タイヤ及びサスペンションに人力では不可能な力を掛ける事により潜む不具合を発見します。
今回は、この ジョイントプレイ・テスタを用いる事で、左フロントアッパーアーム先端のボールジョイントに微量のガタツキがある事を確認出来ました。

確証を持ったうえで、部品交換に望みたいです。

気づけばこのテスター、使用する対象車輌はアルファロメオばかりなのです。
診断機の持つ力は偉大ですね。