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工場通信

ABARTH 500C (アバルト595) ブレーキパッドの減り過ぎには要注意です

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水回りの整備と、ステージ1メンテナンスを終えましたので、お次はブレーキ系統の整備へと進みます。ブレーキの状態が非常によろしくない状態でした。
パッドの残量が少ないのですが、少ないなんてものでは無く、ほぼパッドの背板しか残っていませんでした。
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見方が分からないと、どれがパッドで、どれがピストンで。。とかが判別できないと思いますが極限状態です。のちほど組替え後の画像もご覧になって頂きます。

ブレーキのパッドは、最後まで使うのでは無く、5割位を使ったら交換を考えるのがベストです。
ピストンを出し過ぎた状態で使用するのは、キャリパにとって非常に負担となるからです。
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いやいや、出過ぎです。ピストン。。
ここまで飛び出てくると、押し戻すのが大変になります。キャリパーシールにも負担が掛かりますので、無理な使用は禁物です。

ブレーキパーツの各部が非常に汚れた状態でしたので、しっかりと分解し洗浄する事にしました。
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手を汚したくないからキレイにするのではありませんよ。組み付け時に正確な組み付けをしたいから洗浄するんですよ。

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トレント洗浄のみで、ここまでキレイに汚れが落ちます。

これがピストンが最も戻った状態です。
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先程と比べると大違いですよね。

新しいディスクロータと、新しいパッドです。
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ここでもう一度先程の使いきった状態と比較。
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組終えた方は、殆どがパッドの摩材なのに対して、分解前は殆どがピストンなのです。

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良い状態に戻すことが出来て良かったです。

Written by Hashimoto