活きるクーラント交換でトラブルも解消しました。

先日行った作業で、クーラントの重要性を改めて確認する事ができました。

アイドリング中に水温が上昇する、といった内容で各部の点検を実施しました。
水温上昇のトラブルの場合、車輌の水温計が正確なのかどうか?という基本的な
点検から始まります。
テスターによる実測値の読み出し、水温計との比較を行ったり、非接触温度計や接触温度計で
サーモスタットの開弁温度・ラジエタ入り口・出口温度を測定する事で、その車輌の実際の水温
が明らかになってきます。

結果、全ての測定値に誤差が無く、正しい表示がメータ内になされている為、トラブルの
原因を絞り込んでいきます。

今回のトラブル解決の糸口は、クーラントの濃度に問題がありました。
こういったケースの場合、ラジエタの詰まりやサーモスタットの不具合・ウォータンポンプといった
部品を疑ってしまいがちです。
基本は大切ですね。
RIMG1207 RIMG1241
画像は流用ですので、実際の測定時のものとは異なります。
ここでの実測濃度が凍結温度にしてマイナス55℃を越えていました。
特濃クーラントが入っていたという事になります。

クーラントは肌に付着した際、妙な暖かさを感じます。
それに加え、濃ければ濃いほど粘度が硬くなります。

エンジン内部、冷却ライン内でも同じ事がいえます。
熱を奪い難く、こもってしまい、流れが悪くなる(流速の低下)。

それによりアイドリング中のエンジン回転が低い際に流れが悪くなってしまい、熱を溜め込み
水温が上がるという事です。

クーラントチェンジャと、比重計により解決できたトラブルのケースをご紹介しました。

これからの真夏に備え、しっかりと車の冷却効果を上げていきましょう。

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