トゥインゴ3 3気筒 NAに MSAの取り付け
トゥインゴ用MSAは2種類の設定です。


MCBの装着ご依頼を頂いたトゥインゴ3に、続いてはMSAの装着です。

以前に装着したV-UP16の効果にご納得を頂き、続いてのバージョンアップにMSAのご指名を頂きました。

トゥインゴ用のMSAには2種類の設定がありまして、今回は前期モデル用のMSAが該当する事となりました。

エンジンルームの確認だけでは、2種類のうちどちらが該当するのかは判別不能なのが難しいところ。
具体的な違いは、エンジンECUより出力される点火信号の種類により見分ける必要があります。
イグニッションコイルにイグナイタが内蔵されたものと、そうでは無くECUにイグナイタが内蔵された物により識別を行います。
イグナイタの識別は外観上から判断するのは不可能でして、オシロスコープによる判別が必要です。

今回は、イグナイタがイグニッションコイルに内蔵されているタイプですので、ルーテシア4RS系と同じという事になります。

加工する配線は、ECU~イグニッションコイル間の信号線。
この3本の配線です。

並列に接続する場合と、直列に接続する場合があります。
MSAの種類により、接続方法は変わります。


取付後は、オシロスコープにより、点火回数の切り替わりポイントの作動確認と、常時マルチスパークを行うかなど、オシロスコープによる確認を行います。

この後は、レデューサの装着ご依頼を頂いていますので、取り付け作業を行います。
Written by Hashimoto

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