ヘリコプターみたいな異音を発するDS5

DS5はエンジン始動と共に盛大な異音を発する為、自走では無くレッカー搬送での入庫となりました。
神戸にお住まいですので、だましだまし様子見ながら走行出来るというレベルの状況ではありません。
音が聞こえてくるのは、右のタイヤハウス内から。
なので、ベルト回りかチェーン回りか。といった感じです。

ライナー外して、エンジン始動して、バタバタと鳴り響く音を探ります。
ビックリする位の音量で鳴ります。
早送りしましたが、この音ウォータポンプからでした。
このエンジンの補記類ベルトは、クセがありまして。
ウォータポンプは常時回転では無く、フリクションローラというテンショナが、エンジン温度を検知して、温度に適応してウォータポンプを回すか・回さないかを決めています。
回す時も、どの程度回すかをコントロールしています。

この類いの音を探る際は、ベルトを外してエンジンをかけてみたり、フリクションローラを外してかけて見たり、と状況に応じて施工内容は変わりますが何を行うと音が鳴り止むか。を見進めます。
今回はフリクションローラを外すと、音が鳴り止みました。
ウォータポンプを手で回しても何ら違和感を感じないのでフリクションローラの不具合と思い込み、代品を装着しても状況は変わらず盛大な音が出ます。
一見悪く無いウォータポンプを交換すると ピタッと 鳴り止みました。
こんな事もあるのですね。

作業を進めながら気になったのが、オルタネータがそろそろ交換時期である事。
ガンガン走るお客様ですので、こういう箇所は予防的に交換をご案内したいと思います。
引き続き作業を進めます。
Written by Hashimoto













