エンジン始動不良のルーテシア3RS


定番では無くイレギュラーなトラブルにより、燃料ポンプ交換となったルーテシア3RS。

ご予約を頂いていたお客様のルーテシア3RSは、予約日当日の出発前に「あれ!?エンジンがかからない..」という状況に陥ります。
レッカー搬送でのご入庫となりました。

不始動原因は、燃料供給の心臓部「燃料ポンプ」の不動です。
ルーテシアでは珍しい部類に入る症例です。沢山の同型車を見させて頂いていますが、同様の症状の経験は数える程度です。
よく壊れる車種もあるのですが(プジョー106)、ルーテシアは結構強いと思います。

というわけでポンプ交換の施行です。
タンク降ろさないといけないのが難点であります。

燃料ポンプの交換を行い際、気を付けている点と言えば抵抗値測定です。
燃料計の指針の位置を決めるのはタンクユニットに設けられた、センディングユニットです。
フロートにより、燃料位置を検出しその先には可変抵抗が備わります。

ここの抵抗値に交換前・後の変化がある場合、ガソリンを給油し満タンにしたつもりでも、今までと同じ指針の位置ではなくなります。

下廻りの必要箇所を分解し、タンク本体を降ろします。
タンクには長年の埃汚れが蓄積されていますので、洗い流してきれいに整えます。

ポンプとタンクには、それぞれに位置決めマークが存在します。

ロックリング(ポンプ固定用の樹脂製大型ナット)のねじの始点マーク。

それと、ここまで締めましょうを意味する(であろう)最終締め付け位置マーク。

ねじの始点と終点が決まっていれば、作業性向上に役立ちます。

組み換え後は、エンジンが始動し、ここからようやくスタートラインに立てます。
引き続き、作業を進めます。
Written by Hashimoto

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