イタリア車・フランス車のメンテナンスファクトリー、レッドポイントへようこそ。

工場通信

PANDA100HP Stage1+REDUCER+V-UP16+MSA

パンダ100HPにお乗りのお客様より、色々な作業をご依頼いただきました。

2代目パンダの最もホットなモデル 100HPという名はラテンホットハッチ好きの心を
虜にする魅力の詰まった1台ですね。
ボディサイズはデュアロジック搭載の車体と同一サイズに、エンジンは1400 16V
小排気量エンジンの性能をしっかりと使える6速マニュアル 子気味良いクロスレシオが、
最高に気持ちよい味付けです☆

今回は、そんなパンダ100HPの魅力を更に引き出すべく、当社のメンテナンスを織り交ぜ
仕上げさせていただきました。

まずは定番の ステージ1メンテナンス これは本当に外せません!
CIMG9109
オーナー様が自ら施した追加のアースケーブルも随所に配置されていますが、
やはり要はバッテリターミナルでしょう。
電気の流れが悪く、熱に代わってしまい、悪循環の発生源!ここは必ず信頼できる物へ交換します。

CIMG9112 CIMG9113
外したマイナスターミナルの裏側は、錆びたような色に変色し、接触不良の経路を物語っています。
バッテリポストへ目を移すと、ダブルリングの痕跡があります。これは、接触面積の少なさを表します。
CIMG9115 CIMG9114
アースケーブルは全てを交換・引き直し、プラスケーブルも追加及び交換を行い、極力のロスの無い環境を作ります。
ボディアースや、エンジンアースといった重要なボルトは対象物との接触ロス低減と、防錆処理の意味も含めて
特殊グリスを塗布しながら組み付けます。

20140625100043のコピー
これら作業により、得られる効果がご覧の通りの結果です。
電気負荷発生時の充電電圧の違いに注目!電気を沢山使っても、しっかりとバッテリへ充電されています。
熱により奪われる無駄になる電気をしっかりと還元させている証拠ですね。
どんなチューニングを行うにも、まずは電気環境を正したい・整えたい そう思うのです。

CIMG9110
続いては、エンジン周りいきますよ。
CIMG9119 CIMG9118
今回は、点火系統にV-UP16そして、4chMSAを装着します。
作用前にオシロスコープチェックです。
上記は、ステージ1施工前のオシロデータです。
ここで注目すべき点は、赤色のグラフの12.7Vと14.3Vの電圧表示についてです。
これが何を意味するか?
そうです。イグニッションコイルへの供給電圧です。
12.7Vは、電気負荷発生時の電圧ロスをしたコイル電圧
14.3Vは、無負荷時のコイル電圧
そうなんです。電圧ロスとは、血管の様に張り巡らされた配線全てに言える事なのですね。

ここ、点火回路においての電圧ロスが及ぼす影響に眼を向けてみましょう。
V-UP16がなんで効果があるのか?
それは、いかなる状況の供給電圧がコイルへ流れても、それらを16ボルトに昇圧し、
火花を安定&強化するから、混合気が燃える力が増大し、走りにに反映されます。
つまり、電圧ロスの大きな状態の回路に組みつけても、点火回路だけはしっかりとした電圧に
昇圧される為、効果があるのですね。
しかしながら、12.7ボルトを16ボルトに昇圧する V-UP16本体の仕事量と
14.3ボルトを16ボルトに昇圧する仕事量は大きく違います。
12ボルト台のコイル電圧で飛んでいた火花が、16ボルトになればそれはそれは大きな違いを
体感できるでしょうね。(V-UP16はしんどいと思いますが)

大切なのは、基礎環境を整えたうえで取り付ける商品であるという事です。
CIMG9140 CIMG9139
潜むように取り付けました。
リザーブタンク横にMSAを、タンク下側にV-UP16を配置しました。
CIMG9121
取り付け後のオシロスコープチェックです。
バリバリ火が飛んでいます。そして、コイル電圧も昇圧されています。
それぞれの併用により、相乗効果で 1+1=3になっているはずです。

続いては、レデューサ取付けです。
今回は、ツインリードを1つと、クワッド入りキャッチタンクを取り付けます。
CIMG9137
通常のキットを使いながら、CDAへの接続を行いました。
CIMG9122
アルミパイプをレイアウトを考えながらグニャグニャと曲げていきます。
手間はかかりますが、効率よく引き込めます。
CIMG9126 CIMG9135
CIMG9134
オイルフィラーから抜き、ヘッドカバーのブロックプラグ2箇所から抜き、それらをアルミパイプと
ホース及びT型ジョイントなどを組み合わせながら接続していきます。
こうなると、ワンオフ作業ですので、同じ様に通販して!と言われても無理です。

CIMG9124 CIMG9125
曲げパイプが狙い通りの所に配置できた時は嬉しいです。
CIMG9133 CIMG9138
全体像としてはこんな仕上がりです。

CDAに接続されるホースがレッドホースでしたので、レデューサへの入力側はブラックホース・出力側はレッドホースと色でも遊んでみました。
エンジン負荷を効率良く取り除くレデューサ、私の中ではどんなチューニングパーツとの相性も良く、そして
無くてはならないアイテムとなています。
もちろん、普段乗りの街乗り車にも効果はバッチリですから、未だ付いていない方、善は急げですよ。

オーナー様からのご感想は、点火が確実な状態になっているのが凄くわかる!
マフラーのテールエンドへの汚れの付着の仕方が全然違う!
全ての相乗効果の恩恵からか、高速道路での伸びの太さが ず~っと続く!
と色々な嬉しいコメントを頂戴しました。

基本整備と織り交ぜながら作業を行う事で、バランスの良い1台に仕上げる事が可能です。