RF4C ルーテシア&CLIO3RS 多数入庫中


RF4C ルーテシア&クリオが集まっています。駐車場にも潜んでいます。施工内容は様々でして、定期点検・足廻り整備・動力伝達関連・トラブルシュートなどなど現状5台の同型車をお預かりしています。

作業は今週より順次進めて行くのですが、まずは事前の点検を一斉に開始しました。
これらは、冒頭画像のクリオのサスペンションテストグラフです。
興味深いのは、同じ車なのに路面粘着率が全て異なるという点です。色々なクリオを診ていますが、3台を一斉に点検するという例は少なく、違いに驚いています。

驚くとは言いましても、全て理由はございます。
こちらは、並行輸入車のクリオ・ゴルディーニです。サスペンションがシャーシカップの為、路面粘着率が高いです。乗り心地もシャシスポールよりも、路面衝撃吸収の一つ一つがパツパツしていることも乗り比べるとよく分かります。
グラフの結果は正常です。走行距離は2万キロ台

こちらは、正規輸入車のルーテシアのグラフです。
グラフの結果は正常で、走行距離は9万キロ台です。
今回は、足廻りの整備でお預かりです。整備とは言いましても、アップグレード作業として当社のオリジナルサスペンション一式を組付けます。以前に製作したサーキット仕様の物とは異なり、今回は万人受けを狙うストリート・スポーツ仕様です。
初の試みとなるセッティングですので、仕上がりが楽しみです。
ノーマルのサスペンション特性に定評のあるルーテシア3RSですが、ユーザーの理想が高い場合は脱ノーマルもお勧めしています。

こちらはは上記と同じノーマルなのですが、随分と粘着率が低下しています。走行距離は12万キロ付近です。そろそろダンパー交換も必要な時期となってきました。
今回の主の作業は、別の内容ですがお客様と打ち合わせを行い、同時施工を行うかを相談します。

サスペンションの変更を行うルーテシアですが、リフトアップ後の点検において、スイベルのロワジョイントに非常に大きなガタが発生している事が分かりました。過去最大のガタつきと言えます。走行中及びステアリング操作時の違和感は全てこの部分に潜んでいそうです。

各車の状況を把握し、打ち合わせを開始します。
Written by Hashimoto

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