フルリフレッシュ 147 下地塗装が進行中!


「交換済みボンネットの裏側に、気にある事がある」と担当者から連絡を受けました。
今は小さなレベルですが、放っておくと絶対に後々良くないですよ。と。
出来る限りの対策と処置を行い、作業は続いています。

彼の迅速な報告と、それに対する方向性の決定は稀に見るきめ細かさだと感心しています。

作業は、外装の細かな部品へと続いていました。
ボンネット・前後バンパー・ミラーカバーと言った所謂はずせる部品ですね。

痛みの激しい個所は下地まで剥離し、肌を整えていきます。

そしてようやく下塗り塗料のサフェーサの塗装が始まります。


この後、下塗りのチェックと肌調整の研磨が入り、その後にボディカラーのペイントが始まります。

最終的に塗装する色をどう決定するか。
仕上がりを左右する重要項目です。

一般的には、色番号と言うカーメーカの定めた番号に対して、塗料メーカが提案する配合を塗装色として決定します。
ところが、色番号から導くカラーは現実とは離れている場合が多いため、元の色に近づける為の微調整が始まります。

今回は、10パターン位のカラーサンプルを用意し、打ち合わせを進めて頂けました。
後半のサンプルの色の差は自分レベルでは分からない程度の極わずかな色の差でした。

コレが最も近いですね!という赤色の調色の配合が決まり、その色でこの後のレッド塗装を進めて行きます。

間もなく赤色が入ります。楽しみです。

Written by Hashimoto

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