CLIO2RS トランスミッションマウント粉砕


車検整備を進めていたルーテシア2RS (CLIO2RS)ですが、試運転の際に違和感に気付き、該当箇所の点検をしていると。。

大変な事が起きている事に気付きました。
トランスミッションマウントが固定されている、マウントブラケット(アルミダイキャスト製)の固定部分がことごとく割れている事に気付きます。
最も確認しやすいのが、ボディへの固定部分でもあるココ。
「パッカーン!」と裂けています。

ココは、割れてはいないものの、その他固定箇所が割れて凝結力を失っている為、力が一か所に集中し、固定部分がずれているのが分かります。

取り外したブラケットと、国内に1個だけ見つかって即刻オーダーした新品です。
何年か前にも割れたのですよね。アルゴン溶接で応急処置していたものの、再発です。
構造見ると、車のポテンシャルに対して構造が弱そうです。

サーキット走行を控えているところ、ギリギリセーフで間に合いました。

もっと早く気付いておけば、時間に追われずに作業が完結できたのですけどね、後々まで引っ張った自分が悪いです。。

一般使用車と、モータースポーツ限定の激しい使われ方をした車両の違いですね~。
クリオ2RSの部品も、手に入りづらい物が増えてきました。

先日も、他の同型車でエンジンマウントのブラケットが大破すると言う事態も起きています。
皆様、優し~く扱って下さいね。
Written by Hashimoto

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