工場通信

排気バルブはエンジン回転数が支配する！
MSA evo.による進化したエキゾーストコントロール


MSA (マルチスパーク)によるエンジン性能向上に加えて、エキゾーストバルブ制御機能を追加した「MSA evo.」を、アバルト595に取り付けます。

MSAの昨日は、スパークプラグより放たれるスパーク回数の増加、である事は皆様ご存知の事かと思います。
その進化版でもある MSA evo. による制御はご存知無い方が多いのでは無いでしょうか。

標準装備で排気バルブを制御機能を備えた車輌に限り、MSA evo.を取り付ける事が可能です。
詳細については、上記のリンク先の記事をご確認下さい。

今回は、室内でその制御をコントロールする事を可能にすべく切り替えスイッチも取り付けてまいります。
３極スイッチと、エンジンルームに取り付けたMSAを結ぶ配線を室内に引き込みます。
その後、スイッチとの結線を行いました。

スイッチの取付位置は、お客様との打ち合わせの結果ご覧の場所に決定。


３Ｐコネクタで繋ぎ合わせます。

これにより、MSA evo.によるエンジン回転に同期した制御と、常時開放・純正制御の３モードを切り替え可能とします。

マフラーのバルブ制御をコントロールするのは、エンジンルーム内・バルクヘッドに取り付けられたアクチュエータにより行います。


点火回数の増加によるトルクフルな走りに加え、evo.による排気バルブコントーロールが備わりアバルトの性能アップに貢献。
楽しさに磨きをかける、逸品をお楽しみください！

Written by Hashimoto

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