106s16 エンジンに火を入れます


5月の連休前からリスタートを切った106s16は、順調に作業が進んでいます。
シリンダヘッドのオーバーホール・ヘッドガスケット交換・クラッチ&フライホイールの交換を主とする作業を終え、いよいよエンジンに火を入れる段となりました。

106をメンテナンスする際に、使用する定番アイテム「アルミサーモハウジング」「アルミウォータインレット」「シリコンアッパーホース」がありますが
それらのパーツは過去に組付け済である為、作業交換部品での紹介は行いませんでした。
その他に、泣き所でもあるカムシャフトカバーのガスケットは、いつもの紙製ガスケットへとコンバートし、セット完了。

エキゾーストヒートシールドは、耐熱ブラックでの化粧直しを施行済。
見た目の向上でしか有りませんが、未施工だとエンジンルーム内が汚く見えてしまいます。

各部の組付け状況と、センサ類の接続・燃料の供給など確認し、セルを回してエンジンの火入れ。
スロットルは全閉で、アイドルアップ制御のみで始動し静かにオイルの供給・冷却系統の循環を確認します。
油や水がリークしない事を確認しながら、全体に熱が廻るまで静かに始動を続けます。

新しいガスケットや、塗料に熱が入ると穏やかに湯気が立ち上がります。
この後はロワアームのメンテや、ドライブシャフトの組み付け等進めて行きます。
Written by Hashimoto

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