PWMコンバータとprominaLED


クラッチ交換・サブフレーム交換を終え、作業は終盤を迎える パンダ3 ツインエアー。

リフレクタ式ヘッドライトにH4ハロゲンバルブが備わるパンダのライティングシステム。
電球色の優しさはパンダのキャラクタには合うものの、安全面からはもう少し明るくしたいというのが実際の思いです。

昨今のアイドルストップ付き車輌の場合、ハロゲンランプの点灯方式にはPWM電源を採用している事が多く、HIDやLEDを点灯する際には不向きな電源と言えます。
そこで、PWMコンバータの出番。
入力がPWMの場合、マイコン検知リレーの作用により直流電源へと変換する SessA LED+ を併用する事で安定感のあるライティングアップグレードを実現します。

ロービームの電源がコネクタのどの位置に供給されているかを確認し、該当する配線にリレーを繋ぎ合わせます。

リレーユニットは、防水設計ではありますが、取付の際には配線の束が下を向く用にセットします。
防水と言えども、長時間にわたり水が付くと浸水する可能性がある為です。

左側のロービーム電源をトリガーとしてリレーに入力・アース線とプラス電源を接続・直流出力配線を左右のライト側配線へと繋ぎ合わせます。


↑ノーマルハロゲンの発光状況
↓promina H4 LEDバルブの発光状況

一目瞭然に明るくなっている事が分かります。
こうなると、下側のポジション・デイランプとの色の差が気になってしまいますが、それはそれ。
目的がライティングカスタムの場合は、LEDでの統一を図りますが、今回の目的は明るくすること。
夜間ドライブの安全性向上にLEDコンバートのご提案でした。
Written by Hashimoto

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