ヘッドライトを待つ間に
マウント&ホースの交換


ご新規さまのルーテシア3RSは、各種メンテナンスを進行中です。
基本整備を中心に、コンディションに合わせたメンテナンスプランをご提案させて頂きました。

ヘッドライトのリペアについても盛り込んでいますので、現在は2方向の外注先へライト本体は出張中です。
その隙に、進めておきたい事があります。

エンジンマウントの交換と、樹脂製燃料ホースの交換です。
ライト本体が不在となると、若干ですがスペースに余裕を稼げますので作業性が上がります。

これから組み付ける、新しい純正品のエンジンマウント。
シャキッと背筋を伸ばした様な、いかにもな新品部品。
シワや潰れが生じておらず、頭が天井に当たる様にも見えます。

コチラが車輌から取り外したエンジンマウント。
修復部にシワが入っており、潰れ具合を確認出来ます。

こうやって比較すると、人みたいで面白いですね。
背筋シャキっか、背筋丸めたか。
何歳になっても背筋シャキッと過ごしたいですね。

どんな車でもエンジンマウントが劣化すると、不快な振動や揺れが起きるもの。
特に、ルーテシア3RSのエンジン・アッパーマウントは、微振動を車体側へと伝えやすくする傾向があります。
アイドリング時に、ドライバーズシートを通じて体に伝わるビリビリとした感触や、以前は揺れなかったドアミラーがブルブルする。
といった具合に「なんか今までと違う・歳くった?」と感じる症状が顕著に現れます。
交換後は、不快振動が無くなり若返った印象を感じる事が特徴です。

同時に燃料ホースの交換も行いました。
樹脂製のホースから、耐油・耐圧・耐燃料 素材のホースへとコンバージョンしています。


マウント付近の細部に付着する汚れを清掃し、新しいマウントをセット。


ワイパーのカウル内部。
雨水の排水が上手く流れておらず、汚れ放題でした。
仕上げ作業として、ここもパリッと整えます。

Written by Hashimoto

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