デュアロジックはクラッチ減りますね

ツインエアー前期モデルのクラッチ交換を進行中です。
相変わらず、バリバリと作業をさせて頂いています。
当記事を書いているのは10月28日 火曜日 もう10月も終わり、月末です。
今年、あと2ヶ月!?あれ、こないだ新年を迎えなかったっけ。日々を大切に過ごしているつもりでも、気付けば月日が流れています。
充実?なのかな、でももっとしっかりと、色々計画的に事を進めていきたい。残り2ヶ月の態勢立て直そう。
ディアロジックのクラッチを交換するのですが、このメカニズムについて何時も思うのはクラッチが減りやすい事。
マニュアルと異なり、自分の意思で半クラのコントロールを出来ないのが最大の理由ですね。
今回もよくすり減っていました。


マニュアルであれば、減った分だけペダルが重くなるので「そろそろクラッチ交換の時期だな」と気付けるのですが2ペダルMTの場合はそうはいかず。
何かしらの不具合が出始めるのが、クラッチの交換時期のサイン。
システム側がクラッチの減り=重たさ を判断する情報は、クラッチアクチュエータ作動時の電流値となるわけで、ここの数値が1.4Aを越えるとシステムを強制停止する仕組みです。
つまり、限界点に達すると途端に動かなくなるので、そうなる前の事前整備が必要という事になります。
今回も、激重な作動力となっていました。

弊社ではツインエアーのクラッチ交換の際に、クラッチメカニズムの使い分けを行っていまして、デュアロジック車には率先して軽いクラッチを使用する様にしています。
軽いからと言っても、滑りが起きる事は無く安心して利用出来ます。
カバーの圧力・ディスクの厚み、など用途に合わせて使い分けとご提案をさせて頂いています。

必ず交換すべき、消耗品を同時に交換。
レリーズフォーク・ベアリング・レバー ですね。
ここは、金属摩耗・疲労が起きる場所ですから、それが起因して折損や半クラの上手い/下手に影響します。


 
 
どの角度から見ても、綺麗に見えるミッションケースに仕上がりました。
これより搭載~作動チェック・仕上げ へと進行します。
引き続き作業を進めます。
Written by Hashimoto













