ディスクの歪では無いのか!?


強烈なまでのジャダーを感じる、106のブレーキシステム。
SDLのブレーキテストにおいて、左右ともに大きな歪・非円度を計測しました。

ブレーキを踏み込んだ際に、車体に伝わる大きな振動が意味する物、これはディスクロータに生じた歪を起因とした非円度であると予想していました。

安直に考えると、ディスクロータの歪が思い浮かぶところですが通常の歪・ジャダーとは異なる症状であります。
ディスクロータの交換を先行して行うと、一定期間経過後に再度、ジャダーが発生する可能性がある為、念には念をの意味でアナログな計測をを行います。

ダイアルゲージセットし、ディスクの平面度を計測すると大きな歪を計測しました。

ディスクを外した、ドライブフランジ単体の歪をチェックすると..
フランジにも、同様の歪が生じている事が判明します。
フランジの錆&汚れが起因する事も考慮し、面清掃を行い再度計測するも歪量は変わらず。という状況でした。

今回のブレーキのジャダーについては、一般的なディスクロータの歪のみなず、その取り付け面に不具合が生じていることが判明します。
古い車では稀にある事ですが、ドライブフランジの不具合&ベアリングの不具合。
これらが起因している物と想定します。

それ故に、フランジの交換とベアリングの交換を遂行する運びなりました。
交換後は、根本の歪が解消されます。


部品交換のみではなく、原因を追究する事の重要性を再認識できる作業でした。
工場の流れで、安直にディスク交換を行うところでしたが思いとどまり、ひと手間を掛けたことが吉と出ました。
Written by Hashimoto

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