アバルト500 LSD組付けの続きとシンクロの組み換え

先日のLSDの続きです。
プリロード調整用のシム厚が、ストック分では調整できなかったため発注。
そして到着です。
繊細な調整が必要となる箇所です。

アルファやアバルトのデフプリロードは、寸法測定で点検するのがマニュアル的な
方法ですが、自分はこちらの手法で行います。
デフアウトプット部に、イニシャルトルク測定用の冶具を入れ、レンチを掛けて
リングギヤ外周を回すのを想定した回し方で、プリロードを測定します。
感覚的にこの方が分かりやすいです。
シンクロは、損傷具合は軽いのですが何故か4速のみ、シンクロの効きが
緩かったです。

外したシンクロを確認すると、4速のみ旧型?が使われていました。

向かって右側が外したシンクロリングです。

目視では分かりにくいですが、微妙に寸法が変わります。

各部を組み替えて、ミッションケースに仮置きします。
各部のクリアランスや、回転具合の確認です。
引き続き作業を進めます。













