ベルランゴのライティング・アップグレード
PWMコンバーターでどんなLEDでも正しく発光


新車整備を始め、様々なメンテナンスの施工ご依頼でお預かりをさせて頂いているベルランゴ。
私はライティング系統のアップグレードを施工させて頂きました。

リフター・ベルランゴの中ではもはや定番作業です。
純正のハロゲンバルブでは暗いので、もっと明るく!それを実現するのがイマドキの定番LEDへのコンバージョンがお勧めです。
気を付けないといけないのが、純正ハロゲンの電源供給の仕方。PWM制御が主流の現代ですから、LEDやHIDの正常点灯の妨げになります。

クルマのヘッドライトにおけるPWM制御については、サイトの検索で[PWM]と入力して頂ければ過去記事を絞り込めます。
PWM検索による絞り込み結果

今回の施工内容
すれ違い前照灯(ロービーム)→BREX 新型LEDバルブ H7
走行用前照灯(ハイビーム)→汎用 LED バルブ H1
前部霧灯(フォグランプ)→IPFハロゲン イエロー H11
すれ違い前照灯のみPWM制御ですので、それを直流に変換するコンバーターとして、SessA LED+ を使用します。

SessA LED+は、マイコン制御方式のデジタルリレーです。
こちらによるコンバートにより、どんなLEDバルブでも正常点灯させる事が可能になります。
リレーの耐久性は高く、水害や結線間違いを起こさなければ半永久的に使用は可能。
おそらく装着したLEDバルブの方が寿命を先に迎える事になるでしょう。

コンバータにより電源の適正化を行えば、その後はどんなバルブも使用可能になる事がポイントです。

全てを組み終えた後の点灯の様子を動画にまとめましたのでご覧ください。

LEDライトの特徴は、点灯~安定までの時間が一瞬である事。
HIDの場合は、安定するまでに時間を要します。
インテリジェントハイビーム機能を作動させる場合、LEDの点灯特性は制御に合っていると言えますね。

リフター・ベルランゴ・そしてドブロと3車種に適したライティングワークは、お任せ下さい。
Written by Hashimoto

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