ゲロゲロ無くして「らしさ」は残す
レコルトモンツァを標準装着したモデルのアバルトは、多くの方がその音質に「困っている」案件についてご相談を承る事が多いです。
そんな時に効果的に作用するのが「SessA セカンドサイレンサ」です。
セカンドサイレンサは、ストレート構造の純正中間パイプの真ん中に仕込む消音器を意味します。
純正パイプに消音器が無い。。無い?アグレッシブな構造だと思います。
取説通りにパイプをカットすれば、簡単に音量を抑える事が可能です。
マフラーハンガーのステーから100mmの位置・そこから470mmをカットします。
サイレンサにあしらわれたロゴプレートが後ろ側に位置するように取り付けます。
付属の接続クランプを用いて、パイプとサイレンサを繋ぎ合わせます。
装着前のレコモンサウンド。
(レコモンは年式・素材によりサウンドが異なります。)
特徴としては、回転上昇後の戻し時にバリバリとした音が混じる事。
これはカッコいいという表現も出来ますが、大半の方からは不評でもあります。
特に、通勤時間が早い場合・帰宅時間が遅い場合・お住まいが閑静な住宅地である場合は、かなり気を遣う音です。
セカンドサイレンサは、レコモンらしさとアバルトらしさを残しながらも、不快なバリバリを取り除きます。
あまりに静かになっても悲しいので、らしさは残しています。
アバルトに乗ってるんだ!という認識は、常に感じながらこれまで気を使った部分のみを消音する逸品です。
切断したパーツはお返ししますので、繋ぎ換えればあの頃のバリバリサウンドを奏でる事も可能です。
Written by Hashimoto