ニューフェイス・DS5で遊んでいます☆

工場通信への投稿が久々となっていました。
このところ、作業~完結~投稿 がスムーズに行なえる作業を個人的に行なっていない為、随分と間があきました。

皆様にお知らせです。
新しいデモカーが仲間入りしています。
シトロエンDS5 が試乗可能な車として追加されました。
これで、デモカー3台体制となりました。
クライスラーイプシロン・アルファロメオジュリエッタ・シトロエンDS5 です。

なんと、全部ターボエンジンじゃないですか!?

性格の異なる3台ですので、個性的でどれも魅力一杯です。
外出中でなければいつでも試乗は可能ですので、どうぞ。

当社のデモカーたるもの、ノーマルを貫く事はありません!
ノーマル状態に乗ってみたい!という方は、ディーラー様でお試しください。
同一車種にお乗りの方にとって「車遊びの参考になればいいな」というコンセプトでデモカーを仕上げます。
なので、極端なモディファイは当社のお客様への評判がよろしくない為、普段使いを考慮した
乗りやすい、楽しい、そんな仕上がりになる様、心がけています。

と、いうわけで本日は、作業の合間にちょこっとだけ モディファイを始めてみました。

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まずは、ノーマル状態での出力チェックから始めました。
搭載されるパワーユニットは定番の1.6THP 156PS 6速ATです。
作業前に乗ってみましたが、1.6THPは載せる車により味付けを変えている点を、今回も実感しました。
DS5のコンセプトに合った、落ち着いた仕上がりかな~と思いきや、パワーバンドからの
ピックアップの良さは、スポーティさも十分に体感出来る味付けとなっています。

3008や508の場合、フラットでトルクフルな印象を感じましたが、シトロエンチューンの場合
ドライバーを楽しませるという点に重点を置いているのかな?という印象です。

で、気になるのはノーマル状態できっちりとパワーが出ているのか?
これが残念な事に 全くでした...。
当社のおすすめアイテムも今回は装着していますので、後ほどまとめてのご紹介とします。

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まずはSessAターボパイプを装着しましょう。
毎度おなじみの商品です。エンジンルームのレイアウトを見たところ、装着できそうであった為
迷わず装着です。
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RCZや、3008、DS4 などと同じタイプが装着可能です。
207・DS3とは異なります。

このターボパイプKITは、お問い合わせ件数の多い商品です。
レデューサか、ターボパイプ、どちらが良いのですか?と聞かれる事が多いです。
どちらも良いです、としか答えが見つかりません。

効果が、両パーツ共に違いますからどちらの製品も被る所が無いのですね。
ターボパイプは、ターボ効率を向上させるのみならず、低回転時のトルクも太らせます。
純正形状との違いが明らかなのは、実物を比較すれば確認できます。

純正は、内径を大幅に絞っているのですね。
対して当社の製品はその絞りを極限まで無いものとしています。

普通に考えると、この絞りが無くなると、低回転がいわゆるスカスカになり、乗り辛くなるんじゃないの?と
言われてもおかしくありません。
不思議と、装着されたお客様からその様なご指摘を頂いた事がありません。
むしろ、発進もし易く、パワー感も上がっている、とのお言葉を頂く事が多いです。

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続いてはレデューサです。
効き具合の事を考えると、迷わずクワッドリード 1.6THP用を装着します。

エンジン回転にまとわりつく ブローバイガスの力を取り除くにはこれが一番!
最近のドイツの車はレデューサの入る余地の無い程、ブローバイ処理に力を入れた設計のエンジンが多いです。
1.6THPも、ドイツ系といえますが、ここにはその流れが届いていないのですね。
だから効くのです!

その効果を試す日がフレンチブルーミーティング明けに控えています。
今回で4回目の開催となるレデューサ試着・体感フェアへのご来店をお待ちしています。

さて、お待たせしました。結果をご覧いただきましょう。
IMGのコピー
今回は、同じ気候条件で、各パーツを取り付け後に測定を行ないました。
測定する際のATコントロールも同条件・アクセル開度も全て全開でのテストです。

目を疑う結果が出ています。
あまりに、ノーマル状態での出力が出ていません。
なぜでしょう?分かりません。
全てのDS5がこの様な状態であるとは、考え難いのですが、当社のデモカーではこれが現実です。
パッと見では、物凄い高出力になったの?と思いますが、そんな事もありませんので。
初めが低出力過ぎたのです。

そして、今回同時に測定したのが BOSCH KTSテスタによるダイナモ計測中の時間です。
IMG_0001
パワーが上がる=ピークまで達する所要時間も変わります。
当社のダイナモテスタでは時間軸の表記は出来ない為、車輌診断機との併用による測定を行なう事もあります。
到達時間の短いグラフがパーツ2点の導入後です。
(左右のグラフで、時間軸のスケールが違うのはテスタの計測時間による自動補正が入る為です。)

パーツの導入後はダイナモ上でも、エンジン回転の上がるスピードの違いに驚きました。
今回の測定は、1速から全開で踏み込み、4速でリミットに到達するタイミングでニュートラルに戻します。
1・2・3と、瞬く間に吹き上がるので、非常に緊張感の高い測定となりました。

パーツ導入が、スタートとなりましたが、今後当社のスタンダードメンテナンスを行ないながら、仕上げていきます。
フレンチブルーミーティングへ持ち込む車輌として予定していますので、今月中はDS5を手がける機会が増えそうです。

同一車種にお乗りの方、比較試乗をお試し下さい。

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