イタリア車・フランス車のメンテナンスファクトリー、レッドポイントへようこそ。

工場通信

プジョー307CC フライホイール+クラッチ&足廻り+リジカラ ボリューム満点リフレッシュ作業です

車検整備でお預かり中の307ccです。
IMG_0374
クラッチ操作の際に、違和感を感じる様になった為クラッチを始めとし
この機会に施工できる箇所を一気に施工します。

このエンジン、良い回り方します。
NAエンジン最終期のプジョーです。
206S16のパワーユニットをベースに、インテークマニホールド・吸気系統
エキゾーストマニホールドを専用設計でチューニングされた贅沢なエンジンです。
IMG_0375
市販車ですので、ピーキーではありませんが低回転から高回転まで、
気持ちよさを維持したまま回り続けるエンジンです。

各部の分解を開始しましょう。
IMG_0376 IMG_0378
最近のミッション降ろしの様に、バンパーを外す必要がありません。
また、フライホイールもデュアルマスでは無く、ソリッドフライホイールです。
時代がどんどん移り変わっているのが身にしみます。

ダイヤフラムセンター部は、レリーズベアリングとの摩擦により
摩耗が進んでいます。
IMG_0381

フライホイールには半クラの熱により、焼きが入った状態です。
IMG_0382

クラッチディスクの消耗は、距離のわりには消耗しています。
フライホイールに同じく、焼きが入った状態です。
IMG_0383

レリーズベアリングの可動部は、完全に無給油な状態に。
重さと違和感の原因のひとつです。
IMG_0379

これらを新品に交換していくわけですが、このエンジンにも当社ご自慢の
軽量フライホイール+クラッチキットが使用可能となります。
IMG_0384
IMG_0385
トルク低下を感じず、高回転への繋がりと伸びの良さが自慢です。
コストパフォーマンスに優れた商品です。

ステアングラックの両端に備わるタイロッドとその先のエンドを交換します。
IMG_0387
こういった箇所は、たいていの場合はガタや、異音といった自覚症状を
感じてから交換するケースが多いのですが、自覚を感じる前に交換する事をお勧めします。

ボールジョイントは消耗により、関節の緩さが際立ってきます。
違和感を感じるのはここから少し先なのですが、しっかりとしたステアリングフィーリングは
損なわれてきます。
IMG_0388
関連性のある分解を伴う際は、是非とも交換しましょう。
新車の頃のカチッとしたフィーリングが蘇ります。

スタビライザのブッシュを交換します。
IMG_0389
プジョーのブッシュは劣化により、酷い状態にはなりにくいのが特徴です。
なのですが、ゴム素材の鮮度が損なわれ、動きがぎこちなくなってきます。

また、組み付けの際にシリコングリスを塗布する事でスタビライザが
ストレス無く動くようになり、低速での走行中の何気ない瞬間に
今までとは異なるスムーズさに気付きます。

フレームを外していますので、リジカラを組み込みます。
IMG_0390
リジカラは、内容が仕様変更している事があります。

今回は、使用するカラーが選択式になっていました。
IMG_0392
イエローラベルと、グリーンラベルです。
IMG_0393
フレーム側のサイズに種類がある様で、そのどちらにも装着できる様になっています。

ピタッとフィットする方を選択します。
IMG_0394
今回はイエローラベルでした。
こういう変化に、メーカーの真面目な取り組みがうかがえます。

この後もどんどん進行していきますよ。