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工場通信

シトロエンC5 V6 はタイミングベルトの交換を始めています

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エレガンスでラグジュアリーなツアラー、C5は12ヶ月点検とタイミングベルトの交換での入庫です。3.0L V6エンジンを搭載する、最後の大排気量シトロエンです。ドライブフィーリングは3.0Lならではの余裕のクルージングが可能で、長距離運転の疲れを感じさせない余裕のあるエンジンと包容力のあるサスペンションは流石はシトロエンと言える乗り味です。

V6のタイミングベルト交換は、やはり大変でして。
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スペースの狭さはハイドロシトロエンの場合は一際難航します。
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基本的な交換部品はベアリング4つと、ベルトです。ベアリングが4つもしようしている事もV6ならでは特筆すべき点です。耐久性の考慮からベアリングの大きさや見た目は、小排気量モデルのそれよりも勝ります。

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その他にも合わせて交換した部品がいくつかあります。
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超重たいエンジンを支えるエンジンマウントです。見比べると、よく潰れているのが見て取れます。内部にオイルダンパーを持つマウントですが、裏側を見てみるとオイルが流れ出した痕跡が確認できました。微量な振動を緩和させるための構造ですが、オイルが漏れるとただのゴムの塊となる為、微振動が増えます。

アクセサリベルトテンショナは交換ではなく、稼動部の清掃とグリスアップを施工しています。この軸の動きが悪くなるとベルトテンションが不均一になります。オートテンショナ構造の為、張りすぎ・緩すぎ といった症状が現れてきます。高価な部品ですのでメンテナンスで使用可能な状態に復帰させさせます。
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クーラントのタンクです。黄ばんだ色合いが劣化を物語っています。
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水漏れを起こす可能性は少ない部品ですが、安心を手に入れるつもりで考えると黄ばんだ樹脂は使いたくありません。

お預かり期間が2週間目に入っていますので、ペースを上げて仕上げています。