工場通信

整備のスタートはスチーム洗浄から始めていきます

事前に初診点検をさせていただいたアバルト595は整備内容も決定しあらためてのお預かりとなりメンテナンスのスタートです。

外装・内装共にとてもキレイにされており、お車への深い愛情を感じさせられます。

そんな大切に乗られているお車の整備のスタートはユーザー様ではキレイにしづらい下廻りやエンジンルーム内をキレイにしていく作業から取り掛かっていきます。

当社で12か月点検や車検、その他メンテナンスを行わさせていただく際のスチーム洗浄という名で伝票に記載されている作業がコチラとなりますが、その内容がどのような作業なのか簡単にご紹介させていただます。

まずは車輛をジャッキアップしリジットラックに載せたらタイヤを外し各部の汚れ具合の確認を行います。

外観のキレイさに比べると下回りはなかなかの汚れ具合となっており洗い甲斐がありそうな状態となっていました。

タイヤハウスや下回りの覗いていくとスチーム洗浄前の状態はこのような具合に汚れていますが、ここからこの汚れをしっかりとキレイに落としていきます。

まずは高圧のスチーム洗浄機で各部を洗っていきます。

ですがそれだけでは表面の汚れしか落とす事しか出来ずあまりキレイにはなりません。

そこで洗剤を噴霧器入れ各部に噴霧していき。

最後はスポンジを使いゴシゴシと擦っていくとみるみるうちに汚れが落ちていきます。

仕上げに再びスチーム洗浄機で洗い流していくと、

如何でしょう？

作業前に比べるとかなりキレイにすることが出来たと思います。

エンジンルームもエンジン上部にあるエアクリーナボックスを外してみると各部に汚れが目立ちます。

濡らしてはいけない箇所はしっかりと養生してから下回り同様にスチーム洗浄機と洗剤・スポンジを駆使してキレイにすると

こちらもかなりキレイになりました。

日頃の洗車で外装はキレイに出来ますがなかなか下廻りをキレイにすることは難しいと思います。

ボディを塗装を永く良いコンディションを維持する為にコーティングするように、下廻りも汚れや錆から守り、またオイル漏れや各部の損傷個所の早期発見出来るようにする為にもこのような洗浄作業を行いキレイな状態にしたうえで各部の整備を行わさせていただいております。