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工場通信

プジョー3008はエアコンの修理の際にその他のトラブルも発見しました

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エアコントラブルのプジョー3008ですが、マニホールドゲージを繋ぎ、圧力確認をしていると驚くほどに高圧側の圧力が上がりません。低圧の圧力も低過ぎる位です。この車のエアコンシステムは少し複雑で、これまでの診断結果は複雑さ故に難しく考えすぎでした。

そもそも、エアコンコプレッサーにマグネットクラッチが無く、PWM制御で常時加圧するコンプレッサーの圧力ラインを制御する。という仕組みの為、従来のシステムとは判断基準が変わってきます。電子制御サーモスタットが絡んだり、と単純では無いため少し遠回りをしてしまった様です。

今回は、照準を絞りドライヤー付きエバポレータを交換します。
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大きなフロントバンパーと、前回り一式を分解します。
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DS3などと比べると外す部品が多く感じます。
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フロントセクションの部品が無くなると、ビックリするくらいにショートノーズな車になりました。車の設計・デザインって面白いですね。

エバポレータが外れ、折り返しの組み戻しを。っと思ったのですが、極小なすきまから何気にタービン付近を覗き込むと。
ん?なんだこれ?と思う部分が見えた為分解してみると。
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タービンフランジのガスケットが吹き抜けています。これまでブーストの掛かり方に異常があったのはこれが原因でした。
(スロットル開度を多くすると、エラー入力などもありました。)

エキパンもついでに交換します。
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一連の作業を終え、ガス圧・効率共に正常復帰しました。
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エアコンも冷え、ターボも効き、非常に快適な3008に戻りました。

Written by Hashimoto