パンダ3や500 ツインエアーをもっとトルクフル&スムーズにするには やはりコレ!

小排気量・ターボ・2気筒と言えば、ツインエアーエンジンです。
あの子気味良い振動と排気音も随分と聞き慣れてきました。いいですよ~ツインエアー!面白いエンジンです。

ツインエアーエンジンの定番とも言えるアイテムはやはりコレでしょう。

ツインエアー快適計画 その1
スムーズさを向上させるにはやっぱりコレ!
ツインエアー用レデューサです。
ツインエアレデューサ
エンジンの始動中には必ず発生しているブローバイガスを、リードバルブ方式にてワンウェイ化する事により
ガスの戻る作用にブレーキをかけ、排出のみを行う事により、ピストンの上下動に対しての負担・負荷を軽減させます。
そうする事で、エンジン内部の上下運動がスムーズになり、レスポンスが向上し、結果スムーズなフィーリングが得られます。

ツインエアー用のレデューサには、専用のリード弁を使用しているのです。
ブローバイ圧力が他の車と比較すると、非常に大きい為厚みのある物を使用しています。
ご注文の際には、前期用後期用の2種類がありますので、ご自身のお車のエンジンルームをチェックしてください。
前期後期の見分け方については コチラ にてご確認下さい。
(各リンク先の表示価格について 5%税込表記の箇所がございます。修正が間に合っておらず、すみません)

ツインエアー快適計画 その2
点火エネルギーを増幅させ、トルクUPを狙おう!
点火チューニングの定番V-UP16です。
v-up16 点火電圧-3
右側の画像は、V-UP16取り付け前のエンジンクランキング時のIGコイル電圧です。
13.4V:バッテリ電圧
13.3V:コイル電圧
8.5V:両者のクランキング時の最大落ち込み電圧

V-UP16により、この電圧をいかなる場合でも
16Vに安定化させる事が可能です。

つまり、クランキング時の電圧が下がる時にも、16Vを出力しますから、始動性能向上にも貢献します。

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また、始動中も常にコイルへ供給される1次側電圧を16ボルトに昇圧しています。
そのため、1回の点火エネルギーが大きくなり、エンジンにとっての理想的な燃焼状態へと導くのです。
取り付ける車により、体感領域や、フィーリングは変わりますが、どの車も効きます。

点火1次側電圧が変化する事で、スパークプラグ先端で飛ぶ火花にどの様な変化が出るのか?
それを動画にした内容が以下のものです。(製作元ツイントップさんの動画を拝借しました)

いかがでしょう?エンジンの中でこの違いが起きていると考えて頂ければ、分かりやすいですね。

1回づつの点火をより効率的に行うのが V-UP16です。
当社での装着実績は非常に多く、トラブル事例の無いパーツです。

ツインエアー快適計画 その3
点火回数を可変コントロールし、完全燃焼を狙い、トルク&出力向上を狙う!
MSA(マルチスパークアンプ)です。
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V-UP16との違いが分かり悔い方も多いですね。
こちらは、イグニッションコイルより生み出される、スパークプラグへの点火回数を増量させるものです。
点火火花の威力は、点火した瞬間が最大エネルギーを生み出します。
その最大エネルギーは通常の点火システムの場合、1回の点火につき1回のみです。
(最近ではアイドリング時に2回スパークする車輌もあります)
スパークプラグの火花は、雷の稲妻にも例える事ができます。
1回のみの落雷よりも、連続した数回の落雷は恐ろしさが増大しますね。
エンジン内部燃焼室に、1回の落雷ではなく複数回可変の落雷を行う様なシステムです。
当社のツインエアー用マルチスパークは、3800回転までを5回のスパーク それ以降を2回のスパークに
セッティングしています。
それにより、燃え残った混合気を追い討ちをかける様に着火させ、1行程中の燃焼効率を向上させるのが狙いです。

これら全てが装着されるとどうなるのか?
一言で言えば、すごく乗りやすくなります。
低回転の力が増し、ターボが効いている際は鋭さが増し、全回転域が 「使える」そんなツインエアーに仕上がります。

そして、排気音が変わる!これ、装着された方が皆さんお気付きになられます。
燃焼効率の向上から、得られる効果の1つでもあり、確実な変化の現れともいえますね。

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つい先日も、当社で新車をご購入頂きました、パンダ3 左ハンドル マニュアルなツインエアーに
装着のご依頼を頂きました。
試着品を以前にご体感頂いていまして、その効果を実感し、本取り付けとなりました。

ターボチューンや、スロットルコントローラでは埋めることの出来ない領域を、しっかりカバーする、そんなアイテムです。

 

 

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