シトロエンDS3の整備を始めました。Part1

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シトロエンDS3 スポーツシック はクラッチ系統の整備を主として同時に施工可能な内容も色々と織り交ぜて作業を進めます。クラッチ施工の決断に至ったのは、クラッチペダルの操作力が限度を超えた重たさだったからです。重たいペダルは、クラッチの内部消耗が主たる原因ですので、ディスクの消耗が考えられます。

トランスミッションを降ろす為に各部の分解から開始します。
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エアクリーナケースと、タービンを繋ぐダクトを外そうとする時、チェックする箇所があります。例に漏れず、症例が当てはまりました。

樹脂ダクトが切れてしまっています。
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パックリと二分割化していました。よくあるのです、この症例は。オイルも若干通過する為、樹脂の劣化が進みやすい様です。タービンにはめ込む部分は、内側に別素でラバーが入っているのでタービンにラバーが引き込まれてしまうケースもあります。
そうなると、タービンはダメージを受ける為に想定外の修理も必要になります。

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トランスミッションを降ろす前にサーモスタットを取り外しました。ミッションの上側のボルト類はサーモスタットの影に隠れるため、アクセスしづらくなっています。そんな意味もあり、作業性を考慮し前倒しで取り外します。
サーモスタットは、近年非常に複雑な構造になっていて1.6THPシリーズのサーモスタットも複雑です。エアコン制御系統にまで通信が絡み、バルブの開閉には電子制御まで介入している部品です。

フロントバンパーを取り外さずとも、サブフレームが外せるというのは最近の車の中では少し珍しくもあります。大体はバンパー外しから始めないといけませんので。
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重たいトランスミッションが無事に降りました。
大物の分解を完了したら、お次は洗浄に入ります。
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洗剤を吹き付け、汚れを浮かし、スチーム洗浄機で一気に洗い流します。防水処理や、高圧洗浄の力を与えてはいけない箇所もあるので配慮しながらの洗浄を行います。

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エアーで水分を払い乾かし、引き続き作業を進めます。

Written by Hashimoto

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