イタリア車・フランス車のメンテナンスファクトリー、レッドポイントへようこそ。

工場通信

アシの不具合・あれ?を これです!と断言・特定できます。

サスペンションに関するトラブルは多種多様ですね。
異音や、乗り心地について・こんなもんかな?や、いかにもおかしいなどなど。

今回は、お預かりのお車の試運転中に、「ん?」と感じたところ、SDLテストを使用する事により
違和感を目で見て分かる形にする事ができました。

車輌は 106S16です。
CIMG9361
8月24日に迫るラテンフェスタに出場予定の車輌です。
ブレーキ系統の不具合からの直前の駆け込み入庫となりましたが、仕上げの試運転を行った際に
左フロントのサスペンションが何か起きてる...もしかしたら?と思いながらテストを施工すると予感が的中!

SDL1
左フロントのサスペンションのグラフの曲線が異常です。
このグラフが異常の起きているライン、という事では無く、106に当社オリジナルの足回りを装着している場合の正常ラインと
比較してこれは異常だ、という事です。
1年ほど前の同一車種のラインと比較してみると。
SDL2
こちらが正常な時のグラフ。
フロントの路面粘着率を示すカーブの左右差が無く、均一な曲線を描きます。

これからオーバーホールに出していては、レース日に間に合いません!
現実を目の当たりににすると、何とかしなければなりません。
右旋回中心のサーキットですので、左フロントのショックアブソーバは非常に重要です。
まずは装着中のダンパーを取り外し、何が起きているのかチェックをします。
CIMG9362
ダンパー本体をストロークさせると、油圧バルブが破損している様な感じです。
ガス圧のみで反発力が発生しているので、スプリングの動き、サスペンションの動きを制御する事が
不可能な状態になっています。

今回の作業目標は、是が非でもラテンフェスタに間に合わす!が第一ですから、異例ではありますが
ダンパーを同等品の代品を組み付けて、レースに出場できる様に応急処置です。

正常に戻ったSDLテストのカーブはきっちりと左右がそろい、乗り味も正常になりました。
SDL3
OKですね!

ちなみにショックアブソーバの不具合は、1本のみに発生しても意外とわかり辛いものです。
だからこそ、SDLテストを定期的に行なう事が大切なのですね。

人間の感性と、テスタによる数値化 これによりベストな状態を提供できると、ご提案いたします。

これで安心してラテンフェスタで走っていただけそうです。
ちなみに、今回のラテンフェスタの開催地は美浜サーキットです。
環境も良く、イベント観戦には非常に良い場所ですから、エントラント以外の方々も遊びに来てください!
当社スタッフも当日はイベントスタッフとして現地に揃っていますよ。

真夏のラテンフェスタは暑いですが、それ以上にレースが熱い!
個性的なエントリー車輌を見て、わくわくするもヨシ☆*お試しフリーラン*で初のサーキット走行を体験するもヨシ☆
車好きなら1日楽しめるイベントです!

「*お試しフリーラン*とは」
■お試しフリーラン
  地味に好評な走行枠、今年も可能な限り開催致します!(10台程度の予定です)
だいたい16時頃(だいたいです、だいたい)から15分間のみ、スポーツ走行が可能となります。
ちょっとだけ走ってみたいけどパレードランでは満足出来ないなぁ、、、という方を対象としています。
但し、通常のスポーツ走行同様の装備が必要です。
(ヘルメット、グローブ、長袖長ズボン、運転に適した靴)
参加車種はラテン車のみとさせて頂きます。
車両レギュレーションは特にありませんが、3点式以上のシートベルトを装着してください。
(つまり通常のシートベルトでOK。旧車等で2点式以下の場合は3点以上に対策を施して下さい)
消火器は不要です。
参加申し込みは、当日の「SUPER EURO TROPHY レースヒート」終了後、放送で集合時間と場所を連絡します。
参加費用は¥3,000です。当日にお支払いください。
しかし、スケジュール進行の都合によりキャンセルになった実績が多々ありますので、ご注意ください。