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工場通信

FIAT 500 ツインエアーにMSAの取り付け&HID取り付け+LEDデイライトを光るように工夫!

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これまでは、当社のイプシロン ツインエアーでのお話をしていました、新商品「MSA(マルチスパークアンプ)」
をこの度、FIAT500 ツインエアーに取り付けしました。
とは言っても、現在の所はテスト品があるのみですので、お客様にテストをして頂くという名目で取り付けです。

当車輌は、マニュアルミッションですので、デュアロジック搭載のイプシロンよりもMSAの点火回数切り替えポイントを
少し上げてみました。

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イグニッションコイル廻りの配線を加工します。
V-UP16を装着済みのツインエアーです。一部の配線をV-UPと共有しながら、取り付けます。
さらに、今回はヘッドライトの交換と、HIDも取り付けですので、ツインエアー用HID回路の配線も同時に接続しながら
作業を進めています。
そうなんですね、当社のツインエアー用HID点灯回路は、エンジン回転信号を入力する必要があるのです。
接続には少々の手間が必要となりますが、車輌側の電圧制御を適正化すべく凝った造りとさせていただいています。

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レデューサと、ツインエアー専用のオイルキャッチタンクキットも装着済みです。
レデューサ+V-UP16+MSA いわゆる「全部のせ」という仕様になります。
現在のところ、サブコン・スロコンが付いていない!皆さん、まずはそこから、というケースが多いようですが
この車輌の場合、敢えての未装着となっています。
走りの違いがMSAの追加でどうなるか?楽しみなところです。

さて、HIDはどうなったのでしょうか?
今回は、デイライトとして社外ヘッドライトのLEDを点灯する様にしました。
以下は一連の流れです。
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エンジンを始動していない時
「当然何も点きません。」

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エンジンスタート
「ヘッドライトに組み込まれたLEDのみが点灯します。この時テール廻りは未点灯です。」

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スモールランプスイチをON
「純正のスモールランプが点灯します。このときにデイライトが消灯します」

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ヘッドライトをON
「スモールランプとHIDロービームが点灯します。」

長くなりましたが、皆さんとの違いはデイライトが点くという事と、スモールランプのみが
点灯するということですね。
当車輌には、スモールランプのみを点灯する事が可能な様に、コラムスイッチが変更されています。
当社のHID点灯回路にもその機能を備えていますので、スモールランプのみを点灯させたく、HIDも装着したいという
ツインエアーの方は、ご相談下さいね。一石二鳥ですよ!

問題は、いかにしてLEDをデイライトにしたのか?ですが、ここにはあまり種がありません。
並行輸入車に備わる機能を使ったのですね。
本来は、スモールランプに位置する箇所が、デイライトとして機能するのが本国仕様の様ですね。
その際は、スモールランプに装着されたダブル球の明るい方が点灯し、ヘッドライトONで一段減光し
本来のスモールランプの点灯となります。

そのデイライト時に供給される電源線を、ヘッドライトのLEDに引き込めば点灯するのかと思いきや、違いました。
そのままでは、点いてくれないのですね。いじわるです。
なので、少し考えて配線を接続したところ、無事に点灯する様になったという結末です。
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上記は並行輸入車のデイライトとロービーム点灯時の様子です。
デイライトとして、点灯する発光力はなかなか強い光ですね。

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このフィアット500もデイライトとして、LEDを点灯する様に変更しました。

日本仕様の500でも同じ様にする事は可能です。
有名なアルカディア号では施工済みです。
今回の500と同じヘッドライトを使っていますが、リレー回路を作ることで、本国使用の様にデイライトとして
点灯するようにしました。
リレー回路の配線を少し変更する事で、常時LEDを点灯する事も可能です。

500専用!という様な便利アイテムが無くとも、有る程度の事ならばなんとかなってしまいます。
色々と考えたい方、ご相談下さい。