メガーヌ2RS タイミングベルトの作業
軽量クランクプーリーを添えて


様々な作業を進めているメガーヌは、トランスミッションが不在の状態で作業を行うことでスペースが広く保て、作業性が少し良くなります。
ルーテシア3RSと比べると、メガーヌのベルト交換は狭く、作業性が悪いです。

トランスミッションが不在でも、自由にリフトの上げ下げが出来る様にアダプタも製作し、作業を行っています。

エンジン全体がミッション側に動いてくれる様になるので、少しですが隙間を増やせます。
この少しが作業性にとても大きく影響します。

カムエンドを固定したり

クランクシャフトを固定したり

ピストン位置を検出したり、確実な作業の為には専用の工具が幾つか必要になります。

冒頭の画像の様に、この機会にクランクプーリを交換しました。
用いるのは当社のオリジナルSessAアルミクランクプーリです。
何が凄いかって、純正プーリの重量に対して、オリジナル品の軽い事!
純正プーリーの重量は、モデルによって様々ですが今回のプーリは最重量級の物が装着されていました。
クリオ3RSと同じタイプです。

純正プーリ:2.3キロ
SessAアルミクランクプーリ:0.9キロ(900グラム)
クランクプーリで1キロ以上の軽量って凄いことなんですよ。
今回は、フライホイールも交換しているので、プーリ単体の効果は味わえ無いのが残念ですが単体交換でも十分に効果を味わえます。



タイミングベルト廻りの作業は終え、エンジンマウントも新調し、作業を進めていきます。
Written by Hashimoto

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