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工場通信

プジョー208GTI にBILSTEIN 車高調整キットの組み付け

208GTIのサスペンションチューニングは当社では初のトライとなります。
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ビルシュタインよりリリースされている208GTI用 B14(BSSkit) です。
さてどんな仕上がりを見せるのでしょうか☆

 

早速組み付けにかかりたいところですが、まずは現在の車高測定や、サスペンションテストを行います。
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ビルシュタインダンパーの縮み反発力を簡単にチェックしたりもしています。
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リヤ側装着用の純正品と、ビルシュタイン製の比較
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ダンパー本体の長さは同じですね。
セットするスプリングは、いわゆる樽型の不等長です。
車高が下がり、乗り心地も良くという美味しい所を狙うとこの組み合わせはアリだと思います。
走行するシーンをモータースポーツに重点をおく場合は、ダンパーはそのままにリヤのスプリング形状に
変化を付けても面白い結果が出せそうです。

続いてはフロント側。
ここで問題発生です。
ダンパー下側に備わるブラケット類の位置が..あれ?違う。
諦めるわけにはいかないので、取り付けが出来るように加工をします。
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新型車種でのアフターパーツですから、試さなければ分からない事があって当然。
違った位置についているブラケットは移設すべく加工を行いました。

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無事に装着できました。
溶接加工で本体に取り付けますから、下側半分はメッキではなく塗装により防錆処理を行います。

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各部の組み付けを終え、地上で着地させてみるとよくある事態が発生。
車高が下がった事によりホイールが中に引っ込んで見える...。
さらに今回は、フロントのキャンバー角を裏技でネガになる様に組みましたので尚更です。

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そんな時は、オリジナルパーツの人気者 SessAホイールスペーサです。
合わせて必要になる 純正形状ロングホイールボルトもここで活躍します。

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う~ん☆ジャスト!
こうでなくっちゃ!なツラ感になりました。

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仕上げには4輪トータルアライメントを行います。
車高が下がれば、サスペンションアーム角の変化から、タイヤの向く方向が変化します。
それらを適正な向きに修正する作業は、必ず必要です。
スプリングのみでのローダウンでも同じ事がいえますので、アライメント調整を行っていない方は要注意ですよ。

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真横からのbefore/afterです。
GTIは、オリジナルの車高が腰高では無いので分かりづらいかもしれませんが、非常にバランスの良い車高に
なりました。フロントのダウン量よりもリヤ側を気持ち低くセットする事で、かなりいい感じになっています。

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ボリュームのあるバンパーデザインが、低さとツライチ感を強調し、断然格好良くなっています。
このコンパクトボディで、200馬力ですからサーキット走らせても楽しいのでしょうね☆
この辺りのの車で本気でモータースポーツをされる方は少数派だと思いますが、あらゆるシーンで
活躍してもらいたいと思います。

BILSTEIN B14 を208GTIに組むと、純正の尖った乗り味が少し緩和されたかの様に思えます。
柔らかくなったという意味では無く、ビルシュタインダンパーの生み出すバランスのとれたフィーリングです。