307CC ブレーキホース が錆びて危険でした
自社製ステンメッシュホースに変更


初診点検を行った 307CC S16 はその後の打ち合わせでメンテナンスプランが決まり、整備を行っています。全体的に非常にコンディションの良いお車でしたので、段階を分けてのプランとなりました。今回は、最も危険度の高かった場所である ブレーキホースの交換 を行っています。

この頃のプジョーやシトロエンのブレーキホースは一癖ありまして、年数経過でブレーキホースの一部に錆が生じる事があります。点検を行わなければ見えてこない箇所だけに、注意深く確認する必要が有ります。
問題の箇所はここ。

長い方のホースがフロント用なのですが、ホースの末端部を保護するためにラバー素材が接着固定されています。この中に水分が溜ることが原因でホースの末端部の金属に錆が発生します。

ゴムブーツを分離させると、なかなか酷い状況になっていました。

ボロボロと錆の粉が落ちる位の状況になっていました。危ないところでした。

ステンレスメッシュ保護されたテフロンホースを現物合わせで製作し、取付を行います。


各部の組み付けと、フルードラインのエア抜きを行い、加圧状態で一晩放置しながら、万が一の漏れを点検します。

この後はタイミングベルトの交換を行います。引き続き作業を進めます。

Written by Hashimoto

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