エンジン冷却系統の作業
中古車販売車両の作業-10


106s16は、前回りの部品組み替えを行いながら、組み付けを進めて行きます。
このタイミングで交換する箇所は
ウォータアウトレット+サーモスタット
ラジエータ
ラジエタ・アッパーホース です。
耐久性向上を実現すべく、オリジナルパーツを織り交ぜての作業となります。

手に持つ部品は、ロングセラーオリジナル商品 「アルミウォータ・アウトレット」です。純正は樹脂製となる為、経年劣化で破損します。このオリジナル商品を当社でメンテナンスを行う車輌には全車装着する様にしています。2度と破損する事は無く、半永久的にご利用頂けます。

供給終了のアッパーホースですが、耐久性の高いシリコンにて作成しています。水冷式オイルクーラーに繋がる形状も再現し、高い耐久性を実現します。

新しいラジエタを組付ける場合は、S16に装着する際には不要な部分もあるため、あらかじめ切削し形状を整える必要があります。


順調に組付け作業が進んでいます。この後は、クーリングファンを組付けるのですが、その前にファンモータを固定するナットを増し締めします。

どんな車も同じですが、こういう所のナットやボルトは意外に緩んでいます。取付部が緩みすぎると、欠落し、ラジエタなど周辺の部品に大きなダメージを与える事もあります。


かなり仕上がって来ましたよ!新車の分解風景並みに美しく組み上がっていくのは、作業を行っていても気持ちが良いです。

Written by Hashimoto

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