ミトのエアコンガス漏れ→対策品の完成です


以前より進めていました例の企画が進行しまして、メイドインジャパン・クオリティのエアコンホースが仕上がってきました。

純正のエアコン配管の漏れやすさには理由がある事も、配管職人さんの観察により見えてきました。

画像は純正のエアコン配管です。
赤丸を付けた箇所はゴムホースと配管を凝結している部分です。
殆どの場合は、向かって左側の凝結部よりガスとオイルが漏れてきます。

向かって左側は、アルミ配管に対してのカシメを行っています。
向かって右側は、樹脂配管に対してのカシメを行っています。
カシメる相手の素材が異なる為に、カシメの方式が異なることが分かりました。
何らかの都合により、アルミ配管側から漏れやすくなっていそうです。

製作にあたり、樹脂製のワンタッチコネクタを何とか形状を変更する必要がありました。

相手側の接続部の構造を造り替え、従来のボルト・ナット形状にコンバートする事により問題点をクリアします。

その先は、クーラーコンデンサへと繋がります。

実際に車輌側への取付を行いました。

通販向きの製品では有りませんが、当社にてメンテナンス管理をお任せ頂いている方を中心に対応していければと考えています。
Written by Hashimoto

関連記事